本年5月に新天皇が即位されますが、過去の即位の儀で用いられる「笏」(しゃく)は岐阜県の位山で採取されるイチイ(一位)の木から作られています。位山には天岩戸伝説も残っており天孫降臨の地ともされています。
実際のところ天智天皇(在位668~672年)の時代より、天皇家代々の「笏」はすべて位山のイチイの木が使用されており、最近では今上天皇の即位や伊勢神宮式年遷宮でも献上されています。
現在も位山は山そのものが御神体であり、イチイの原生林は天然記念物のため御神事以外で伐採することはできません。
ところが2014年12月に飛騨地方で記録的な大雪が発生し、位山でもイチイが倒木しその一部がイチイ材として市場に流れました。
この位山イチイ材を1200年以上に渡る伝統の技で木珠を作り続けている木珠工房の木地師が入手し、8ミリ珠と10ミリ珠に仕上げました。木材はロスも多いため加工できたのは各200個ですが、ブレスレットに仕上げた各10個程を特別頒布させていただきます。
10ミリ珠20個¥20,000、8ミリ珠23個¥16,100となります。
サイズ調整して組ませていただくので、使用珠数に応じた価格となります。
※代引発送可